紅葉過ぎゆく大倉尾根から花立山荘 冬 12月 ~丹沢登山LIFE.com

紅葉過ぎゆく大倉尾根から花立山荘 冬 12月

   

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紅葉過ぎゆく大倉尾根から花立山荘 冬 12月

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2015年12月10日

1章 師走とは無縁の大倉尾根

世の中はクリスマスや年末を控え慌ただしさが増している12月半ば、世間の慌ただしさから逃れるように静かな丹沢に足を運んでみました。自称ナチュラリストの私からすれば師走を迎えた世の中の雑踏や慌ただしさはあまり得意ではありません。

快晴の空を湛えた丹沢山塊を眺めていれば浮き足立つこともありますがクリスマスなど私には無縁のイベントだと言えよう。

今日の丹沢は快晴とはいかず西より徐々に雨雲が迫り来るような空模様ですがそれでも心は晴れ渡っています。

遠方より望む丹沢山塊大倉から望む大倉尾根

紅葉シーズンは過ぎてしまった12月半ば、かろうじて紅葉が残っているのは標高700〜800m位まででしょうか。大倉から見える三ノ塔山頂は寂しい感じの冬山模様となっています。

そんな事情もありまして今日の登山は特に山頂は目指さずにわずかに残る紅葉を楽しみながら大倉尾根を満喫しようとおもいます。

最近、仕事が多忙でなかなか足を運べなかった丹沢山塊に久しぶりに顔を出せました。なんだか浮気者の決め台詞みたいな発言ですが・・・

出来れば紅葉最盛期に一度訪れたかったのですが何故だか今年は時間が出来ればその日は雨と言わんばかりに雨の多い11月だったような気がします。

寛大な山々はそんな浮気者にも紅葉の楽しみを残しておいてくれたように大倉から望む三ノ塔尾根はまだまだ鮮やかさを残しています。時間に余裕があったので戸川公園に架かる風の吊り橋を渡り反対側から三ノ塔尾根を間近に眺めてみました。

風の吊り橋を渡り対岸より望む三ノ塔尾根

空を見上げればウロコ雲とでも言うのでしょうか。薄い雲なので雨を降らせる心配は無さそうですがこれだけ広範囲に広がっていると今日は一日中曇り空かもしれません。そんな事情と私の撮影技術の未熟さも合わせて本日の紅葉写真は鮮やかなナイスショットが撮れないかもしれません。汗

余談ですがこちら側の川沿いから林道を進むと竜神の泉に行けるんですよね。

薄い鱗雲竜神の泉への指導標

風の吊り橋を戻り大倉尾根登山口に向かうとしましょうか。あれ?大倉駐車場とうとう全日有料になるようですね。

私の場合、平日の登山が多いものですら平日無料はかなり助かっていたのですが・・・

大倉から登山口までの道のりを歩いていると寒さは全く感じないのですが手袋をしていない指先だけが軽くヒンヤリとしてきます。

そんな指先をほぐすかのように自然とグーパーグーパーを繰り返しながら登山口へと向かいます。指先さえも凍れる寒さとまではいかずに心地良いヒンヤリ感がまたいいものでもあります。確実に冬が近づいてきていますね。

大倉駐車場全日有料化案内大倉駐車場全日有料化案内

大倉登山口脇のモミジが紅葉最盛期を迎えています。

鮮やかな紅葉を見上げながら登山道へと歩みを進めていきます。大倉尾根もこんな色付きで一面染まっていればいいのですがそこまで都合よくはいかないですよね。

ここは標高290mくらいですし、大倉尾根は馬鹿尾根と言われるように距離を増せばそれだけ標高を一気にあげていってしまいますので紅葉はほぼ間違いなく最盛期を過ぎているはずです。

大倉尾根登山道入り口のモミジ大倉尾根登山道入り口のモミジ

風が抜けずにいつも湿度の高いこの辺りの登山道でさえこの時期は清々しいものです。足元に敷き詰められた落ち葉を踏みしめるサクサクとした音がさらに爽やかさを演出しているようにさえ聞こえます。

大倉尾根序盤の登山道大倉尾根序盤の登山道

この時期は杉の伐採シーズンなのでしょうか?登山道を歩いていると真新しい杉材の香りがしてきました。少し先の斜面には伐採されたばかりの杉の切り株がまだ鮮やかな切り口を残しながら香りを放っていました。

いつもなら迷わず右に進むこの分岐も今日はなんだか左へ進みたくなる気分。そんなその場のインスピレーションを大事にする私としては勿論左へ進み大倉高原山の家へと向かいます。なにかいいことがあるかもしれないと軽くドキドキしながら大倉高原山の家方面へと歩みを進めていると・・・

伐採されたばかりの杉大倉高原の家への分岐

遠くの方から聞こえてくる低い機械音、都会の雑踏から離れて秋の丹沢を楽しんでいる中に飛び込んできたのはチェーンソーの鈍い音と時折響く杉が倒れるメキメキといった木の避ける音。

折角のムードが台無し・・・おっとこれは失礼しました。丹沢の山々を守るために皆さん働かれているのですから感謝!感謝!

冬眠間近のななふしの仲間でしょうか。松の木の根元にジッとしていますがこの時期では擬態効果も発揮できるはずがありません。

草木が茂る春から夏にかけた季節なら気づかなかったでしょうが枯葉色一色に染まった森の中ではどうしようもありません。

冬眠間近の昆虫こんな山の中では

アザミの花も最後の力を振り絞って咲いているようにさえ見えてしまいます。先端の方は力尽きてと言った感じでしょうか。

足元に咲くアザミの花終わり間近なアザミの花

大倉高原山の家に到着です。本日は休業のようですので右手の見晴らしを眺めながら前を通過し少し先の広場に出ます。

キャンプ場を除けばここが丹沢唯一の公認キャンプスペースですが丹沢の門と言う標識が立てられていました。この場所を丹沢の門と呼ぶのでしょうか。

大倉高原山の家前の景色丹沢の門

雑事場の平からすぐの場所に建つ見晴茶屋に到着です。見晴茶屋の前から望む三ノ塔尾根。斜面は綺麗に色付いていますがあいにくの曇り空ですので写真ではあまり綺麗に伝わらないようです。

見晴茶屋見晴茶屋からの眺め

まだまだ大倉尾根は始まったばかりですので先を急ぐことにしましょう。この辺りの紅葉はまだ綺麗に色付いた感じで残っています。出来れば快晴の日にこの紅葉を見てみたかったですね。

紅葉色づいた登山道真っ赤に染まったモミジ

この紅葉をどの高さまで眺めることができるのでしょうか。不安と期待が入り混じりながら歩みを進めていきます。


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