テント泊登山での睡眠を左右するシュラフとマット ~丹沢登山LIFE.com

テント泊登山での睡眠を左右するシュラフとマット

   

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テント泊登山での睡眠を左右するシュラフとマット

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日帰り登山や山小屋泊まりしか経験のない登山者にとってテント泊はちょっとした憧れや一年に一度のイベントになるかもしれません。テント泊登山では当然テントで一夜を過ごすために必要なアイテムを用意しなければなりません。

テント泊と言えばまずは住まいとなるテントを用意しますがテントと同じくらい重要なアイテムがシュラフとマットになります。シュラフとマットを選ぶ際にはまず自分がどのような場所でテント泊をおこなうのかを確認しておかなければなりません。

シュラフ選びは表示温度を確認

シュラフやマットを選ぶにはいつどこでテント泊をするのかが鍵でテント泊をする時期や場所選びは非常に重要となってきます。同時期の標高2000mくらいのキャンプサイトと3000mくらいのキャンプサイトでは圧倒的に気象条件は変わってきますし、逆に晩春の2000m級と初夏の3000m級では条件は似通ってきます。

重要な事はキャンプサイトでのその時期の気温で気温に適応できるシュラフ選びが必要となってきます。山では100m標高が上がると気温が0.6℃下がるとされていますので簡単に計算すると1000mも登れば麓の街中より6℃も気温が下がってしまいます。

そのような事からシュラフ選びでは表示されている使用温度を確認する必要があり、マイナス5℃と表示されていればその気温まで対応可能という事になりますが表示温度はあくまでも目安ですので冷え性や寒がりの人はもうランク上の保温力のあるシュラフを選んだほうがいいでしょう。保温力が高い分には暑ければジッパーを開けるなどの調整でしのげますが寒いときにはどうにもなりませんので。

シュラフの中綿の素材の違い

シュラフ選びでもう一つ確認しておく事は中綿の素材の違いです。シュラフの中綿にはダウンと化繊の二種類が主流となっており、最近ではダウンでも化繊でもない水濡れに強く速乾性に優れた化繊系新素材のファインポリゴンと言われる素材もで始めていますが未だ機能性や使用感は未知数なためここではダウンと化繊素材の比較をさせていただきます。

ダウン素材は昨今のシュラフの中綿素材の主流となっており保温力が高いうえに軽量でコンパクトになることが大きなメリットで空気を多量に抱え込めるダウンの性質からパッキングサイズは同じ保温力の化繊に比べると60パーセントから70パーセントくらいにまで収納サイズが小さくなるとされています。ダウン素材のデメリットは高価な事で化繊素材に比べ3割ほど高くなっています。また水濡れに弱く水に濡れると極端に保温力が低下してしまいます。

化繊素材はダウンに比べ水濡れしても極端に保温力が低下することはありませんし、価格が安いことがメリットとなりますが、保温力がダウン素材にまける事から気温が10℃以上でのテント泊ならば中綿の重量差も少なくて済むため化繊のほうがコストパフォーマンスが高いといえます。

テント泊でのマットの重要性

シュラフが保温力を高め寝心地の良い温度を保っていてももう一つ寝心地を左右する要素が欠けていてはしっかりとした睡眠は取れないものです。その寝心地を左右するもう一つの要素が横になったときの平坦度とクッション性です。テント泊では寝るための道具というとシュラフに目が行きがちですが下が硬くしかも凹凸があるような場所ではなかなか安眠はできないためマットも重要なアイテムとなります。

シュラフの下に敷き地面からの冷気やゴツゴツ感をシャットアウトしてくれるマットには大きく分けてエアーマットタイプとフォームマットタイプの二種類があります。エアーマットタイプとフォームマットタイプにはシュラフの素材と同じようにそれぞれに一長一短あり、エアーマットタイプは空気の注入でクッション性を生み出すマットで長所は何と言っても収納時のコンパクトさでクッションの代わりとなる空気を抜く事で非常に小さく収める事ができます。

エアーマットの欠点は空気漏れなどの破損の可能性がある事とフォームマットよりも若干値が張ることです。フォームマットの長所はエアーマットよりも準備が楽で広げるだけで使う事ができる簡単さが人気を得ているようです。

クッション性はエアーマットに比べ若干硬いですが地面からの凹凸は確実に吸収してくれるので横になって不快な感じを受けることはありません。フォームマットの欠点は何と言ってもパッキングの悪さで重量的にはさほど重くはないのですがコンパクトさに欠ける点があります。フォームマットの種類によってアコーディオン式に折りたたむものや筒状に丸めるだけのものなどがあります。

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