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ハチ・アブなどの昆虫類の対処法

   

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ハチ・アブなどの昆虫類の対処法

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アウトドアや山歩きは自然に溶け込み楽しむ醍醐味がありますが自然は人間のものだけではありませんので多くの生物と共存しなければなりません。そんな中ここでは一般的に昆虫などと言われる生物の中で人に危害を加える種について説明をいたします。

ハチの対処法

山歩きやキャンプ中に襲われる危険性のある昆虫の中で最も恐ろしいのがハチでしょう。社会性のあるミツバチ科のミツバチやスズメバチ科のスズメバチ、アシナガバチなどは集団で襲ってくることもありますので特に危険です。

スズメバチ、クロスズメバチ、モンスズメバチは北海道から本州、四国、九州と全般的に生息しておりヒメスズメバチ、コガタスズメバチ、キイロスズメバチは本州、四国、九州。ケブカスズメバチは北海道に生息しています。

ハチの武器と言えば言わずと知れたお尻の毒針ですが毒針は産卵管に由来するため刺すのは雌と雌が中性化した働きバチで雄は刺しません。毒の成分はスズメバチ類がヒスタミンやセロトニンなどでミツバチ類がヒスタミンやメリチンなどです。危険な時期は春から秋ですが8月中旬から9月下旬にかけては特に気が荒くなり危険といわれています。

ハチは一定の距離以上、巣に近づくと襲ってきますので巣があったら絶対に近づかないようにしてください。もしうっかり巣に近づいてしまった場合はまず偵察の数匹が威嚇してきますので興奮させないようにじっとしていることです。パニックになって手を振り回したりしては絶対にいけません、少し様子を見て離れていったらゆっくりと後退しましょう。

ハチに刺されないためには厚みのある服や手袋を着用し顔などの露出部は防虫ネットなどで守るしかありません。特にハチ類は目や首筋を正確に刺してきますのでその部分は完ぺきに守っておきましょう。

ただし、スズメバチの場合はネットでさせないとわかると目などに毒液を飛ばしてくるので注意が必要です。またおそらくクマの急所である鼻先や目が黒いことを本能的に知っているからだとおもいますが特に黒い色に興奮しやすいので黒い服などは着用しないほうが無難かもしれません。

ハチに刺されてしまったら

ハチに刺されると激痛が走り、赤く腫れあがります。また複数回刺されると抗原抗体反応によるアレルギー症状がでることもあり、アナフィラキシーと呼ばれるショック症状で死に至ることもあります。手当は毒液が非常に水に溶けやすいのでまず流水で洗うか濡れ手ぬぐいを当て、抗ヒスタミン剤入りのステロイド軟膏を塗って病院で見てもらうようにしましょう。

アブ・ブユ・カ・ヌカカの対処法

アブ、ブユ、カ、ヌカカなどの昆虫に刺されても命に関わるほどではありませんが吸血するのでやはり不愉快な思いをさせられます。特に真夏の日本海側に大発生するアブは襲われると発狂しそうになるほどで実際に新潟県と山形県を結ぶ朝日山地のスーパー林道の工事の際には酒に酔って寝込んだ作業員が何十か所も刺されて死亡する事故が起き、工事が一時中断する事態になったこともあります。

カやヌカカは春から秋にかけて発生し、アブとブユは夏限定で発生します。襲われないためには分厚い服と防虫ネットで防ぐしかありません。ただしアブ類はかなり厚手のズボンの上からでも刺してきますので注意が必要です。それ以外の露出部は忌避剤を含んだ防虫スプレーをかけておきましょう。もし襲われてしまったときは抗ヒスタミン剤含有のステロイド軟膏を塗るようにします。

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