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山では悪天候や自然現象のほかに生物による被害も考えられます。特に最近は山奥の開発や天候不順などによりエサ不足のためか凶暴化する例が増えており、登山者が襲われる事故も毎年報告されています。

これらを少しでも減らすために、まずは彼らに対する正しい知識をもっておく必要があります。山で遭遇する危険生物としては動物などではクマ、イノシシ、サル、マムシ、ヤマカガシなどが挙げられ、昆虫などではハチ、アブ、ブユ、ダニ、ムカデ、ヒルなどで、植物ではウルシ、イラクサなどがあります。

このうち動物や昆虫類は明らかに攻撃するつもりで向かってきますので逃げる、あるいは防御するという防御行動が必要になります。それに対して植物類は攻撃をしかけてくるわけではありませんので近づかない、触れないといった予防をすれば十分です。

いずれにしても彼らの行動は自己防衛によるものなのでこちらがあまり過剰に反応するべきではありません。我々のほうが彼らの生息域に侵入しているのだということを忘れないようにしたいものです。

クマ対策

クマはいまさら言うまでもなく日本で最大最強の猛獣です。登山者が襲われる事故もかなり多く、古くは北海道日高山脈でのヒグマによる大量遭難事故がありましたし、1999年に尾瀬で登山者がツキノワグマに襲われた事故などが記憶に新しいことでしょう。

日本に生息するクマはヒグマとツキノワグマの2種で、いずれも春先に冬眠に使った穴の中で2頭の子供を産み、以後は近親交配で繁殖するというライフサイクルは似通っていますが、体の大きさや性格、凶暴性などにはかなりの差があります。

ヒグマは北海道に、ツキノワグマは本州(愛知県、茨城県、千葉県を除く)と四国、それに九州にも少数生息しています。鋭い牙はもちろんですがもっとも恐ろしいのはやはり爪で、ナイフを植え込んだようなこの爪の威力は凄まじく牛の首でさえ一撃でへし折り皮が垂れ下がってしまうほどですので人間などひとたまりもありません。

春先に小熊を連れた通称三つ熊と呼ばれる時期がもっとも危険です。また冬眠に備えて荒食いをする秋口もエサ不足の年は人里近くまで下りてくることもありますので遭遇する可能性も高くなります。

山菜採りの人がやられることが多いのは採集に夢中になって危険な距離まで接近したことに気付くのが遅れることが一番の原因です。クマが先にこちらに気づけばたいていは向こうのほうから逃げてくれます。

もしこちらが風下に位置しているときは突然家畜小屋のようなにおいがしてクマの存在がわかりますのでそのような場合はそっとその場を立ち去りましょう。

もしクマに遭遇した場合は絶対に背中をみせたり走って逃げたりしないでください。犬などもそうですが動物は逃げるものを本能的に追いかけようとします。

したがって絶対に走ったりせず、背中を見せないようにして相手の目を見ながら後ずさりするようにしましょう。ザックの中に行動を続けるのに差し支えないものが入っているならばそれらを少しずつ置いて相手の気を引きつけるようにすると効果的です。

クマ対策にはクマ鈴を携帯

クマ鈴ただここまでの状態に遭遇することはまれで基本的には遭遇しない対策をしておくことが大切になります。クマが生息する可能性のある山を歩く際にはクマ鈴などを携帯し常にこちらの存在をクマに知らせておくことが必要となります。

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